Ada Lovelaceアーキテクチャは、2018年に発表されたTuring(チューリング)、2020年に投入されたAmpere(アンペア)に続く同社がRTXと呼んでいるハードウエア・レイトレーシングのエンジン(RTコア)を内蔵したGPUアーキテクチャの第3世代となります。(NVIDIA GPUの開発コードネームは過去の科学者の名前に基づいており、今回のAda Lovelaceも、世界初のコンピュータプログラマーとして知られる19世紀のイギリスの数学者の名前が元になっています。)
Ada Lovelaceの最大の特徴は、NVIDIAがGPC、TPC、SM、CUDAコアと呼んでいる演算器がいずれも増えていることあり、AmpereではGPCが最大7基だったのに対して、Ada Lovelaceでは最大12基に増加しています。これはTuring世代に比べると倍、Ampere世代に比較すると71%も増えていることになり、それに比例してTPCも、SMも、CUDAコアも71%増加しており大きな性能向上が期待できます。
※仕様などは予告なしに変更されることがあります。
※1 ピークレートはGPUブーストクロックに基づいています。
※2 新しいスパース性機能を使用した効果的なFP8 TFLOPS。
※3 ディスプレイポートは、RTX 5000 Ada世代のデフォルトでオンになっています。vGPUソフトウェアを使用している場合、ディスプレイポートはアクティブになりません。RTX 5000 Ada 世代の仮想化サポートは、2023 年第 3 四半期に予定されている今後の NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) リリースで利用できるようになります。